<2022年樂♪together ご案内>
歌と語りとピアノで届けるガーシュイン
今回は、ミニオペラ「ポーギー&ベス」にご出演いただく、ソプラノ歌手の柳生たみさんからのメッセージをお届けします!
ぜひ、柳生さんの素敵な歌声を聞きに、会場まで足をお運びください。
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そのおじいさんの腰は90度近く曲がっていて、ダーティントンの丘の坂道を歩くのに一苦労だろうな・・と、毎朝ハラハラしながら見ていました。
90歳近い彼は、バイオリンケースをしっかり抱えながら毎朝毎朝、坂道をゆっくり歩いてレッスン会場に来ていました。
2013年、私はイギリス南西部の街ダーティントンで行われている音楽祭のマスタークラスに参加しました。イギリスバロックの勉強をしたい!という思いだけで、語学もままならないまま、知り合いもいない国へ半年の音楽修行の旅に出ました。
その音楽祭では、プロを目指す若者たちのクラスだけではなく、音楽愛好家の方達の生涯学習のクラスもあり、冒頭のおじいさんは、何と音楽祭が初めて開催された年(1947年!)から参加しているとのことでした。
初めてのイギリス。文化も歴史も分からないことだらけでしたが、その後のロンドン滞在中に、ロンドン大学で開催されている公開レクチャーでマダガスカルの音楽について学ぶ機会があったり、教会で開催される地域の方々向けのコンサートに行きました。
学生時代という限られた短い期間ではなく、「学びたい」という意欲を持った人々に学びの場が多くある文化に少しずつ馴染んでいきました。
学ぶ・・というよりは、楽しいと思うこと、興味のあることを知るチャンスがたくさん用意されている、という感じでしょうか。
あのおじいさんの姿がいつも頭の片隅にある半年間でした。
帰国後、結婚・出産を経てのんびりと音楽活動をしていた2021年に、ご縁をいただき『樂 together』の皆さんと出会いました。
主催の関さんがロンドン在住であるということや樂togetherの皆さんが生涯学習としての音楽に取り組んでいらっしゃることに大きく心動かされ、イギリスでの体験と重なるものを感じすぐにコンサートへの参加を決めました。
今年で2回目の樂togetherの皆さんとの共演、とても楽しみです!
ここ、札幌でも音楽のみならず、たくさんの方々の学びと楽しみの場が広がっていきますように!そんな希望を胸にコンサートに臨もうと思います。(柳生たみ)
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樂♪together 2022年
歌と語りとピアノで届けるガーシュイン
日時
8月27日(土)13:30開演 13:00開場
場所
札幌市民交流プラザ3Fクリエイティブスタジオ
演目
・ガーシュイン「ピアノ協奏曲へ長調」(2台のピアノ)
・ガーシュイン「ポーギー&ベス」(ミニオペラ形式)
他
出演者
ピアノ)関治子
語り)ヨミガタリストまっつ
ソプラノ歌手)柳生たみ
パーカッション)つくね
ピアノ)樂♪together ゲストプレイヤー
チケット
2000円
・札幌市民交流プラザチケットセンター
・道新プレイガイド
TEL:0570-003-871
・樂♪together 事務局
TEL :080-4795-6248 (田口)